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窓ガラスの材質はどのようなものがある?コーティング剤「クリスコート」を塗布できるガラスの種類を解説!

窓ガラス 材質

窓ガラスコーティングにはさまざまなメリットがあります。たとえば遮熱効果、紫外線カット、赤外線遮蔽などによって窓ガラスをもつ住宅や施設の寿命を延ばすだけでなく、窓ガラス自体の寿命をも延ばすことも可能です。

窓ガラスには複数の種類がありますが、こうした優れた性質をもつ窓ガラスコーティングは、どのような材質の窓ガラスに対応しているのでしょうか。

今回は、窓ガラスコーティングに対応できる窓ガラスの材質について解説します。窓ガラスコーティングに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.窓ガラスの材質① :網入りガラス

まずは住宅にもよく用いられている「網入りガラス」からご紹介しましょう。網入りガラスとは、文字通りガラス内部に網目状にワイヤーを通したタイプのガラスで、ワイヤーガラス・線入りガラスとも呼ばれています。

それでは、なぜ窓ガラスの中にワイヤーが仕込まれているのでしょうか。

たとえば火災などが起きて極端にガラスが熱せられる環境になると、ガラスは割れて飛散する性質があります。窓ガラスの内部にワイヤーを仕込んでおくと、割れたガラスの破片を支える効果が生まれるため、ガラスの飛散を防止する効果を得られるのです。そしてガラスが粉々に砕けない性質によって、火災や火の粉の侵入を防ぎ、延焼も防ぐことができます。

ガラスの分野では「網入りガラスを強化ガラスにできるか」という疑問をよく耳にしますが、網入りガラスと強化ガラスでは熱による膨張係数が異なるため、網入りガラスを強化ガラスにすることはできません。

2. 窓ガラスの材質② :ペアガラス(複層ガラス)・型板ガラス

ペアガラス(複層ガラス・合わせガラス)は少し特殊な構造をしています。具体的には、スペーサーと呼ばれる金属素材を仕込み、名前の通り2枚のガラスをはめ込むことで2枚のガラスの間に空気の層を設けているタイプのガラスです。

2層になったガラスの間にある空間には、乾燥した空気が封入されています。この構造が窓の断熱性能を高めて室内の冷暖房の効果を高めたり、熱移動を防ぐことにより温度差による結露を防いだりできるなどのさまざまな効果をもたらします。また、合わせ構造にすることで遮音性が上がり、防犯性も高くできる点が特徴です。

型板ガラスは住宅に多く用いられるもので、普通のガラスとは異なり凸凹のある構造が特徴です。そうした構造によって細かい光の屈折が起き、光の細かい屈折によって視認性をあえて欠落させ、外から中が見えるのを防ぎます。一般住宅の窓ガラスとして、とくに浴室やトイレの窓、寝室の窓などプライバシーの高い場所に多く用いられています。

3. 窓ガラスの材質③ :曲面ガラス、ブロックガラス

曲面ガラスは文字通り曲面に変形されたガラスのことで、高級なマンションや大型施設など、デザイン性の高い大規模な場所に多く用いられているガラスです。設計上曲面のラインを描く必要がある建物、高級ホテルやタワーマンションの1フロア、ショーケースや手すりについているガラス、自家用車や新幹線などのフロントガラスなどによく用いられています。

ブロックガラスは、「歯医者さんや眼医者さんなど医療機関のロビーにあるガラス」といえばわかるのではないでしょうか。名前の通りブロック状に細かく設けられた仕切りに、厚い箱型のガラスが2枚嵌めてあり、2層の間は中空になっている構造のガラスです。

厚手の箱型ガラスが2枚重なることで不視認性が非常に高く、医療機関など患者のプライバシー確保が重要になる施設で多く用いられています。採光性能は高いので、自然光がふわりと差し込んで光が柔らかくなるメリットがあります。ガラスが2層になっていることで断熱性や防犯性にも優れた構造といえるでしょう。

4.「クリスコート」ならあらゆる窓ガラスに対応可能

窓ガラスコーティングによく用いられているコーティング剤に、クリスコート株式会社が製造する「クリスコート」があります。このコーティング剤であれば、上述した材質をはじめ、あらゆる窓ガラスに対応できます。

たとえば窓ガラスコーティングにはフィルムで行うものもありますが、ブロックガラスや型板ガラス、網入りガラスなど凹凸が細かく構造が特殊なものだと、フィルムだとうまく吸着しないのでコーティングが行えません。

しかしクリスコートであれば液状のコーティング剤を塗るだけなので、複雑な凹凸があってもしっかりと吸着します。またフィルムと異なりつなぎ目が発生しないので、見た目的にも美しく仕上がります。

窓ガラスの室内側に施工しますので窓ガラスの取り外しや交換などの大掛かりな作業は一切必要なく、脚立さえあれば簡単に施工が可能です。

5.まとめ

今回は、さまざまな窓ガラスの材質と窓ガラス用のコーティング剤についてご紹介しました。クリスコート株式会社製の「クリスコート」であればあらゆる形状・材質のガラスでもしっかり吸着しますし、フィルムのようにつなぎ目が発生せず、見た目的にも自然で美しい仕上がりになります。

富山県中新川郡立山町の「株式会社コーティングワークス柳平」は、クリスコートを使用した高品質な窓ガラスコーティングに定評があります。見た目も自然で美しく、質も担保されたしっかりとした窓ガラスコーティングをご所望でしたら、ぜひ弊社にお任せください。

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