窓ガラスコーティングの冬における断熱効果！結露によるカビの防止効果は？

冬において、窓ガラスコーティングによる断熱性能がその効果を発揮します。断熱性能の低い住宅やオフィスでは室温がなかなか上がらなかったり、エアコンの設定温度にならなかったりと苦労することも多いでしょう。

また、冬は室内と屋外の温度差による結露が発生し、カビによる被害も多々報告されています。そのため、掃除にも時間がかかることが予想されるでしょう。今回は冬の時期に行う窓ガラスコーティングのメリットについて説明していきます。

1.断熱性能が高い

窓ガラスコーティングによって、部屋の温度を上げることが可能です。

1-1.断熱効果

部屋の暖房を入れたのにもかかわらず、なかなか室温が上がらず困ってしまったという経験をしたことはないでしょうか。これは窓ガラスの性能によるものということができます。経済産業省資源エネルギー庁の調査では、冬場における室内からの熱の流出が窓などの開口部に集中しており、全体の58％になることが報告されています。

せっかく部屋の温度を上げたとしても、その熱は窓ガラスを通して屋外へと逃げていってしまうのです。それだけ窓ガラスへの対策が必要だということを示しています。

窓ガラスコーティング【クリスコート】では、冬の遠赤外線方散抑制効果41.4％といわれており、室温でいうと2.6℃の断熱効果があることが報告されています。つまり、暖房をつけなくても通常の窓ガラスの部屋と比べて2.6℃は高く保つことができるということです。

1-2.断熱性能による暖房費の削減と環境への影響

これだけ断熱性能が高いと、冬場の暖房費の節約にもなります。窓ガラスコーティングにより夏場の冷房費用の削減と合わせて、年間で約25％の電気使用量の削減ができるといわれています。

一般的な住宅やオフィスなどで年間約25％の電気代が削減できることはなかなかないでしょう。また、暖房費の節約になるだけでなく、電気使用量を減らすことで環境にも配慮することができるようになります。

電気使用によるCO2削減量を杉の木で換算すると、一般の住宅では年間20本前後、オフィスにおいては広さにもよりますが200本前後となります。そのため、建物のすべての窓ガラスにコーティングしてもらおうと考える方も少なくありません。

2.紫外線カットによる冬場の効果

紫外線の対策に優れる窓ガラスコーティング【クリスコート】では、冬場においてもメリットがあります。

2-1.冬も紫外線によるアンチエイジングが気になる方

窓ガラスコーティング【クリスコート】では99％の紫外線カット効果があります。これは業界でもかなり高い水準となっており、紫外線による日焼けを防止することが可能です。特にアンチエイジングが気になる方は、冬においても日焼け止めを塗ることを推奨されるため、一年中紫外線が気になる方も安心できます。

2-2紫外線カットによってカーテンが締め切り状態にならない

また、カーテンを開けて日差しや景観を楽しみたい方もいらっしゃることでしょう。しかし、こういった方も紫外線を気にせずカーテンを開けることが可能です。また、日差しが部屋に差し込むことにより太陽の温もりを感じられます。さらに暗い室内を日光で照らせるので、電気代の節約にもつながるのです。

3.結露対策になる

窓ガラスコーティングのメリットに一つに結露しにくいという特徴があります。

3-1.コーティングされたガラスは結露しにくい

結露は室内と屋外の温度差により発生します。冬は屋外の寒さが水の露点以下となりやすく、さらに屋内の温かさによって窓ガラスが結露しやすくなります。窓ガラスに結露による水が垂れてくると汚れの原因になりますし、手に汚れた水滴がつくのも不快でしょう。窓ガラスコーティングを行うと結露しにくいガラスにすることができますが、これはコーティングの保水性と保温性によるものといわれています。