メリット・効果

窓ガラスコーティングの耐久性とは?窓ガラスを長く美しく保つ仕組みを解説!

窓ガラスコーティング 耐久性

住居にとって大切な存在である窓ガラスには、なるべく長く綺麗な状態を保ってもらいたいものです。そのために最適なのが「窓ガラスコーティング」になります。コーティング剤で窓ガラスを守り、耐久性を飛躍的に高めてくれる窓ガラスコーティングの耐久性はどれくらいのものなのでしょうか。今回は、窓ガラスコーティングの耐久性について、その仕組みなども含めて解説します。

1.「窓ガラスコーティング」とは?

窓ガラスコーティングとは、特殊なコーティング剤を窓ガラス表面に塗布し、窓ガラスの耐久性を高めるために行う施工のことをいいます。

毎日、日光や風雨などの外気に晒されている窓ガラスはどうしても劣化していくものです。また、光化学スモッグや塩気、黄砂などの影響で空気が汚れてしまっている場合もあります。窓ガラスはそうした不純物の多い空気や温度・湿度などの影響を受け、表面が変色したり、傷がついたりするため、定期的にメンテナンスを行わなければなりません。

住居の外と中を隔てる存在である以上、窓ガラスはずっとその機能を保っているわけではありません。しかし機能の劣化をできる限り長く食い止めることは可能です。そのために最適ともいえる手段が「窓ガラスコーティング」なのです。

2.窓ガラスコーティングの仕組みとは?

施工の際はガラスを液状にしたコーティング剤を使います。こちらをコーティング対象となる窓ガラスの表面に塗布し、表面の細かい傷や凹凸にもしっかり浸透させていきます。塗布したコーティング剤は一定時間が経過すると次第に硬化していき、しっかりとした強度を持つようになるのです。

このように元々硬い素材であるガラスを液状にしたコーティング剤を塗布していき、窓ガラス表面にしっかり吸着させたあとに固めることによって、ガラスを覆い守るバリアのような働きをしてくれるようになります。これが窓ガラスコーティングの簡単な仕組みです。

3.窓ガラスの劣化要因は「経年劣化」と「日光(紫外線)」が主

ここで窓ガラスが劣化する要因ついて解説していきましょう。

窓ガラスの劣化の主な要因として挙げられるのは「経年劣化」です。ソーダ石灰ガラスが用いられた窓ガラスの場合、時間が経過すると次第に中にあるアルカリ成分が溶け出していきます。そうした状態になったガラスが水(水蒸気を含む)と接することで白く曇ってしまい、透明度が落ちてしまうのです。

紫外線や温度差も劣化要因のひとつです。ガラスというのは無機質で状態変化を起こしにくいイメージがありますが、紫外線が長時間当たるとガラスも「日焼け」の状態になってしまいます。また、日中と夜間の温度差などによって次第に膨張していき、最終的にガラスにひびが入ったり、割れたりもしてしまうのです。

4.耐久性=強度だけではない?窓ガラスコーティングによって得られる効果とは

このように、窓ガラスというのは長期的な使用を前提としている以上、経年や気候による劣化は避けることができません。窓ガラスコーティングの場合はこうした長期的な徐々に進行していく劣化に対する耐久性を高めるために行うものなのです。

ここでは、窓ガラスコーティングによく用いられる「クリスコート」というコーティング剤を例にその効果を説明していきましょう。主な効果としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 紫外線99%カット(日焼け・色褪せ低減)
  • 赤外線カット率90%以上(日光の熱や暑さに対する耐性強化)
  • 可視光線透過率79%(強度を高めながら透明度と明るさを確保)
  • 優れた断熱性能(夏は涼しく冬は暖かい)
  • 省エネ効果(一般家庭の場合1年でおよそ30,000円の節約効果)

どれも些細なものに見えますが、このような効果は窓ガラスの寿命を大きく延ばしてくれます。また、住宅そのものの劣化も防ぎ、快適な住環境を生み出してくれるものなのです。

5.まとめ

以上、窓ガラスコーディングの耐久性について、その仕組みや耐久性を高める多様な効果も含めて解説しました。窓ガラスコーディングには特に長期的使用において非常に大きな効果を生み出してくれることがわかっていただけたのではないでしょうか。強度だけでなく、表面のツヤや透明度もきちんと長く維持してくれるのも大きなメリットです。

富山県中新川郡立山町の「株式会社コーティングワークス柳平」では、粉体塗装・焼付塗装をはじめとするさまざまな塗装施工に加えて、窓ガラスコーティングにも力を入れております。まだ若い会社ですが、経験豊富なスタッフがご要望に応じて柔軟かつ迅速に対応いたします。窓ガラスコーティングに興味がございましたら、ぜひ一度ご相談ください。

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